組合発足の原点
昭和22年に労働基準法が施行され、徒弟制度が廃止されました。
世の中では、労働者の為の制度が、技能養成、労働条件、賃金、労働災害保険、健康保険等
出来ていましたが、建築大工の業界は、自由業者で「たて」の連絡も「よこ」の繋がりもなく、制度を活用できていませんでした。
新時代に対応するべく、組織の力も必要ということで、国や県の助言を受けて、
昭和29年、浜松建築業組合が結成されました。
組合のあゆみ
1954年(昭和29年) 浜松建築業組合設立
1956年(昭和31年) 静岡県建設産業組合連合会に加入して浜松支部を設立し、
日雇労働者健康保険の擬制適用を受ける。
1960年(昭和35年) 組合青年部 発足
1966年(昭和41年) 日本建設産業協会静岡県支部浜松地区会および
同 労災保険事務組合を設立し、労災保険事務組合の認可を受ける。
1967年(昭和42年) 浜松建築共同職業訓練所運営会を設立し、
事業内職業訓練の認定を受ける。
1968年(昭和43年) 浜松市元目町に建設会館を建設し、組合事務所および訓練所を移設
1970年(昭和45年) 浜松建築共同職業訓練所および浜松建築共同職業訓練所運営会を継承
するものとして、浜松建築高等職業訓練校、浜松建築職業訓練協会を
設立し、それぞれ、認定職業訓練高等訓練課程建築科、職業訓練法人
の認定を受ける。
1971年(昭和46年) 職業訓練校が県知事表彰を受賞
1973年(昭和48年) 職業訓練校が労働大臣表彰を受賞
1977年(昭和52年) 組合創立20周年記念事業として体育大会を開催
1979年(昭和54年) 浜松建設産業協会を設立し、
日本建設産業協会静岡県支部浜松地区会労働保険事務組合を
浜松建設産業協会労働保険事務組合に名称変更。
浜松建築高等職業訓練校の訓練について、技能向上訓練課程建築科の
認定を受ける。
1983年(昭和58年) 組合事業として安全パトロールを開始
1990年(平成2年) 静岡県木材協同組合連合会主催の「もくもくまつり」に参加し、
親子ふれあい木工教室を開催。平成27年度まで毎年継続。
1999年(平成11年) 組織委員会、文教委員会、厚生委員会が発足
2001年(平成13年) 静岡県建設産業国民健康保険創立30周年記念開催
2003年(平成15年) 「木工ふれあい教室」を遠鉄「第一通り駅」高架下で開催
2004年(平成16年) 浜松建築業組合創立50周年事業として下記を実施
創立50周年記念式典を開催
創立50周年記念誌を作成
浜松市茶室 松韻亭の正門を作成し、市へ寄贈
「夏祭り 親子ふれあい広場」を遠鉄「第一通り駅」高架下で開催
「親子ふれあい広場」は令和元年度まで毎年継続
2005年(平成17年) 浜松技術専門校主催の「技能祭」に参加し、木工体験コーナー、
木工作品展示販売を実施。コロナ禍期間を除いて毎年継続。
2009年(平成21年) 卸商団地の「市場まつり」に参加し、「親子木工教室教室」開催。
令和元年度まで毎年継続。
2012年(平成24年) 浜松建築高等職業訓練校の訓練について、普通職業訓練普通課程
建築施工系木造建築科(訓練期間2年)の認定を受ける。
2013年(平成25年) 職業能力開発協会主催の「ものづくりフェスタ2013inしずおか」に
参加し、木工体験、木工作品展示販売を実施。令和元年度まで継続。
2018年(平成29年) 組合事務所を建て替え
市内の小中学校や工業高校に、全国技能士会連合会にマイスター認定
された組合員を派遣し、木工体験を指導。以後、派遣を毎年継続。
2021年(令和 3年) 訓練校校舎を建て替え